小太郎漢方ぢ内服薬N
痔や便秘に効果がある漢方の内服薬です。
痔は、肛門周囲に分布する静脈がうっ血することにより起こり、便秘・排便時の過度のいきみ、刺激性飲食物の過度の摂取、長時間の立位や座位または妊娠が原因といわれています。
小太郎漢方ぢ内服薬Nは、便通を整え、また血液循環を良くし、うっ血を改善することにより、便秘や痔に効果がある漢方の内服薬です。
なお、普段の食生活に気を配ったり、いつも清潔にしておくことが大切です。
126錠(14日分) | 希望小売価格 | 4,000円(税抜) |
4,400円(税込) |
効能・効果
体力中程度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの次の諸症:
痔核(いぼ痔)、きれ痔、便秘、軽度の脱肛
用法・用量
食前または食間に服用してください。
食間とは・・・食後2~3時間を指します。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
大人(15歳以上) | 3錠 | 3回 |
15歳未満5歳以上 | 2錠 | |
5歳未満 | 服用しないでください |
〈用法・用量に関連する注意〉
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
成分・分量
(本剤9錠中)
トウキ | ・・・ | 3.0g | オウゴン | ・・・ | 1.5g | ショウマ | ・・・ | 0.75g | ||
サイコ | ・・・ | 2.5g | カンゾウ | ・・・ | 1.0g | ダイオウ | ・・・ | 0.5g | ||
より抽出した乙字湯エキス散(1/2量)2.70gを含有しています。
添加物として含水二酸化ケイ素、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプンを含有しています。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
- (1) 医師の治療を受けている人。
- (2) 妊婦または妊娠していると思われる人。
- (3) 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
- (4) 胃腸が弱く下痢しやすい人。
- (5) 高齢者。
- (6) 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
- (7) 次の症状のある人。
むくみ - (8) 次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
関係部位 | 症 状 |
皮 膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 吐き気・嘔吐、食欲不振、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症 状 |
間質性肺炎 | 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 |
偽アルドステロン症、 ミオパチー |
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 |
3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
下痢