生命活動の三本柱「気・血・水」
漢方では健康を支える要素として「気・血・水」という考え方があります。
西洋医学の「自律神経系・内分泌系(ホルモン)・免疫系」に相当します。
この3つの要素が、バランスよく調っていることで私たちの体は心身ともに健康とされます。
これらが不足したり、滞ったり、偏ったりすることで、不調や病気を招くと考えられています。
気 | 血 | 水 |
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●気は、元気・気合・気力などの言葉に使われているように、生命活動の源(エネルギー)。さらに、気持ちや気分といったココロの働きも含まれます |
●血は、全身をめぐり、栄養をあたえるもの |
●水は、全身をめぐり、潤いをあたえるもの |
気の不調 | 血の不調 | 水の不調 |
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気虚:エネルギーが不足した状態 |
血虚:血が不足した状態 |
陰虚:水が不足した状態 |
気滞:気の巡りが悪い状態 |
瘀血:血の巡りが悪い状態 |
水滞:水の巡りが悪い状態 |